MV AGUSTA 900 S Arthuro Magni Cento Valli

2012年12月25日NomesobonBBSに4気筒の売物情報の投函が、車両の情報を見るとMV AGUSTA 900 MAGNI Special.です。
フレームはマーニの旧型、おぉこれは「買い」鴨と!(^^)!、帰省ラッシュになる前に名古屋まで、先約1名様で私は二番手、
権利が回ってきたら、これも縁だと思ってと密かに期待していたところ、先約様が見送られたことで私のところへ・・・
「やった〜」買ってしまいました4気筒!
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ケースのネジは再タップ  2015/02/18
 

ケースのネジは全て再タップしています。

仮組み開始  2015/02/18
 

洗浄、ブラストが完了し仮組み開始です。
走行距離も少なく綺麗ですがあたりが悪い個所があり要修正、シフトフォークに変摩耗がありますね。
剛性も少々心配な感じ、クリアランスもちょっと。。。イタリアンですね。

ミッション  2015/02/13
 

寸法の合わなかったミッション、やっと挿入できました。

ケースベアリング交換  2015/02/13
 

ケース側ベアリング交換しました。
旧車&イタリアンなので基準をとる面も曖昧でかなり苦労しました。
ガスケット類作成、エンジン部分のメッキ部分、ボルト等は規格にないので再メッキになります。



オイルポンプ  2015/02/13
 

オイルポンプ分解点検です、摩耗も少なく問題無いようです。
中からギヤのカケラと配線の様な物が出てきました、どこの部分かは不明、、、

ミッション・・・・  2015/02/07
 

ミッションを点検 組み込み中ですが乾式に付属しているメインシャフトが入りません。

3速ギヤは入ってのですがクリップ位置が違います。クリップが入らないので、ワッシャーを削って対応しました。

4速ギヤは、シャフトに入ってスムーズに横に動かないといけないのですが
シャフトに入りません、寸法を測ったところ同寸法でした。
あたりをみながら徐々に削って加工です。

クランクケースのブラスト  2015/02/07
 

大物はブラストケースに入らないでの外でブラストを行います。ここ数日は強風だったので見送っていましたが本日やっとできました。
ケースの内側は黒塗装、なぜかしら??
⇒伺ったお話ですと、砂型なのでスが多く未塗装だとオイル漏れするのだそうです。なので小さなスを埋めるために塗装しているんだそうです。

乾式クラッチ  2015/02/01
 

2013/11にMAGNIより送ってもらったドライクラッチを組みます。
でも、クラッチのセンターボスが入りません。

ドレンボルト  2015/01/31
 

このドレンボルトはMV4Cオリジナルのアルミのドレンボルトです。このボルトは20mmで薄く柔らかいのでよくなめてしまって駄目になることもあるようです。

ブラスト  2015/01/31
 

だいたいのエンジン外装のブラスト終了です。

シリンダーケース  2015/02/01
 

バラバラなシリンダーケース

カムカバーブラスト  2015/01/31
 

ヘッドのカムカバーも綺麗になりました。

ヘッドブラスト開始  2015/01/27
 

ヘッドからブラスト開始です。

ケース内洗浄  2015/01/27
 

ブラストをかける前にケース内を洗浄します。
内部の落ちそうな鋳物のバリを再確認し取除きます。
この時代の鋳物なのでケースに結構スがあり、何故か内部が塗装してありました。スが多いせいか?バリの落下防止で埋めたのか?不明です。(その後わかったことは砂型故、内側からのオイル滲み、モレ防止のために塗装しているそうです)

クラックはなく特に問題は無さそうです。

ピストン、シリンダー  2015/01/18
 

4番シリンダーは、縦に深いキズ有り、ピストンピンに焼け
ピストンリングもダメなようで、ピストン交換するか思案中です。

エンジン全バラ  2015/01/18
 

エンジン全バラになりました。
ベアリング、オーリングを個別に調べております。
既に現行規格にないものもあるようです。
クランクケースのオイルラインにアルミ片が詰まっていたりオイルポンプからオイルラインに入る部分にオーリングが劣化して固まっていたりとあちこちが危険な状態でした。
オーリングからの漏れで油圧低下とライン詰まりでカム側にオイルがうまく回っていなかったのでは?との匠診断です。

クラッチ  2015/01/11
 

回転数をあげるとクラッチが滑っていたのですが原因はクラッチプレートの焼けですかね、全バラしたので乾式を組みます。ミッションは綺麗です。

シリンダー  2015/01/11
 

ボアとストローク計測後にシリンダーを抜きます。
車両がMAGNIで製作されて既に26年経過しています。ヘッドを開けた形跡はなさそうです。
イタリアMAGNIで製作されドイツの販売店に出荷、その後に日本に渡ってきており走行もごくわずかです。
でも長年エンジンを始動していなかったこともありシリンダー内にサビが出ています。

排気量  2015/01/11
 

さて、この車両の排気量は・・・832なのか861なのか
ピストンには70の刻印、実測も70mmストローク56mmです。排気量861ccになります。
ノーマルシリンダー11枚フィンのMV AGUSTA 900 Arthuro Magni Cento Valliです。

バルブ分解  2015/01/11
 

バルブは新たに製作交換、ガイドはステムシールが付くように製作交換シートリング無鉛化の予定です。
バルブ直押しなので、全て寸法を測定し再製作です。

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